1878.11.22(Fri)

 ブレスロオの将来を思うと私は恐ろしくなる。私は失望して悲しくなる。
 彼女は構図することが出来る。その構図には女らしい、平凡な、不調和なところは少しもない。彼女はサロンで注目をひくだろう。なぜと言うに、彼女の取り扱う表現のほかに画題そのものが尋常一様でないものを選ぶであろうから。実際、私が彼女をねたましく思うことは愚である。私は芸術上においてまだ子どもに過ぎない。しかるに、彼女は一人前の女である。
 何よりも私の絵のことである。しばらく光が隠されて何もかも、私の前に暗くなってしまった。
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by bashkirtseff | 2008-12-02 13:06 | 1878(19歳)
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