1878.09.01(Sun)──パリ

 私は何にも見ない……絵よりほかには何にも。もし私が偉い画家になれるなら、立派に償いはつくわけである。私は(自分のために)感情や意見を持つことの権利を得なければならぬ。私はこんな嫌なことばかり書くからと言って自分を軽しめてはならぬ! 私は何者にかならなければならぬ。……私は何者にもなれないで、私の光栄となるべき人に愛されて満足していられるかも知れない。……しかし、今だって、自分の努力によって何者かであるには相違ない。
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by bashkirtseff | 2008-11-25 15:22 | 1878(19歳)
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