1878.05.17(Fri)

 私はあらゆる家を壊したり家庭を破壊したりする愉快のために1個の communarde〔1871年のパリの暴徒〕になりたい! ……
 人は自分の家庭を愛さねばならぬ。家庭に休息していて、自分のしたことを考えていたり、自分の知っている人を考えてみたりするほど楽しいものはない。……けれども永久に休息することになったら、どうであろう! ……
 8時から6時までの昼間は何かしら楽しい仕事をして過ごされる。けれども夜は!!
 ある人々が恋愛においても、あるいは仕事においても、幸福というものをまるっきり持たないのは不思議である。恋愛においては、それは私自らの罪である。私はある人に対して気違いじみた空想を描いたり、また他の人をば無視したりした。……けれども実際の仕事にかけては! ……
 私は今泣いて、このことを極めてもらうように神に祈ろうと思う。かの bon Dieu〔善き神〕に話しかけるのは、極めて古くからの思想である。けれども私に取っては、それがために神をいっそう好意あるものには思えない。
 ほかの人はどんな風にしてお願いするか知らないが、私は信仰を持っている。私は哀願する。……

疑うまでもなく、私には価値はない。
私はやがて死ぬだろうと信じている。

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by bashkirtseff | 2008-11-13 10:35 | 1878(19歳)
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