私はあらゆる家を壊したり家庭を破壊したりする愉快のために1個の communarde〔1871年のパリの暴徒〕になりたい! ……
人は自分の家庭を愛さねばならぬ。家庭に休息していて、自分のしたことを考えていたり、自分の知っている人を考えてみたりするほど楽しいものはない。……けれども永久に休息することになったら、どうであろう! …… 8時から6時までの昼間は何かしら楽しい仕事をして過ごされる。けれども夜は!! ある人々が恋愛においても、あるいは仕事においても、幸福というものをまるっきり持たないのは不思議である。恋愛においては、それは私自らの罪である。私はある人に対して気違いじみた空想を描いたり、また他の人をば無視したりした。……けれども実際の仕事にかけては! …… 私は今泣いて、このことを極めてもらうように神に祈ろうと思う。かの bon Dieu〔善き神〕に話しかけるのは、極めて古くからの思想である。けれども私に取っては、それがために神をいっそう好意あるものには思えない。 ほかの人はどんな風にしてお願いするか知らないが、私は信仰を持っている。私は哀願する。……
by bashkirtseff
| 2008-11-13 10:35
| 1878(19歳)
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