1878.04.09(Tue)

 今日は午前中満足に仕事が出来た。午後は気分が悪いから寝ていた。2時間寝た後で、今まで苦しんでいたことをほとんど喜ばしいほどに思いながら起き上がった。その後はすっかり良くなった。苦しみをあざけるほどに幸福な気持ちである。若さというものは、何という光栄だろう!!
 これから後の20年も全き一日として続くであろう。
 私は Lys dans la Vallée〔谷間の百合花〕を読み終わった。この本は美しいところはいろいろあるけれども非常に退屈なものである。
 最後に出ているナタリ・ドマネヴィユの手紙は、面白くて、かつ真実なものである。
 私はバルザックを読むと自分の損失になる。なぜと言うに、それだけの時間を仕事に費やしたならば私自らが美術上におけるバルザックとなれるであろうから!
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by bashkirtseff | 2008-11-07 09:38 | 1878(19歳)
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