1877.07.30(Mon)

 多くの若い娘たちは皆感想を書き留めておくそうだ。「ヴィ、パリジェンヌ」がかかりばかにした調子でそんなことを言っている。私はそんな種類の中性的な、しっと深い無知な人間になって、物事にさもしい心を起こしたりしたくないと真実そう望んでいる。
 フォオヴルは私の旅行をアンジアン(ベルギーの小都市、リュッセルの西南約20マイル)までにとどめた。多分ドイツへ私をやるつもりだろう。ドイツへ行けば何もかも食い違ってしまうだろう。ワリツキは頭の良い男で、病気のことは何でも知っている。私は彼がゾーデン(プルスのヘッセ湖畔の高地/底本:「ゾオデン」)を勧めたのが間違いであれば良かったと望んでいた。しかるに今フォオヴルまでが彼に同意するのである。
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by bashkirtseff | 2007-01-18 20:58 | 1877(18歳)
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