1877.01.23(Tue)

 昨夜私は絶望の発作にとらえられて声を立てて泣いていたが、ついに食堂の時計を海に投げ込んでしまった。ヂナが何か変事が私に起こったのではないかと心配して後から追っ掛けて来た。けれども投げ込んだのは時計だけであった。それは青銅の時計で、ヴィルジニイはいないでポオルだけが、ふさわしい帽子をかぶって釣りざおを持っているところであった。ヂナが私と一緒に私の部屋へ帰って来て、時計のことを非常に面白がっているようであった。私も笑いだした。
 かわいそうな時計!
 公爵夫人スウヴァロフが私たちを訪ねてきた。
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by bashkirtseff | 2006-07-04 20:53 | 1877(18歳)
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