1884.05.15

 そうして午後は、良い気持ちになって、私は部屋の中を歩き回っている。賞牌が得られるかと思うと盆の窪のあたりに小さな寒慄(かんりつ)を覚えながら。
 賞牌は凡俗を目安にしたようなものである。要するに、私はいかなる賞牌よりも、私のごとき、賞牌なき成功を好む。
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by bashkirtseff | 2011-08-16 10:44 | 1884(25歳)
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