1884.05.12(Mon)

 氷のような天気の後でこの3日は列氏28度から29度くらいである。
 おしつけられるようだ。私は好事家の訪問を当てに、庭で小娘の習作を仕上げた。
 私たちはイタリアン(オペラ)の階段で、エクトに出会ったことを言うのを忘れていた。彼は私の絵に熱している。
 どうでも良い。まだそんなことでは足りない。しかしバスティアン・ルパージュが祖父の肖像を出したときでも、これ以上ではなかった。もちろん、しかしそれはどうでも良い。……ああ、私はやがて死なねばならぬのだから、ぜひ……
 人の言うところを聞くと、バスティアン・ルパージュは胃にがんがあると信じられる。それでは彼はだめなのか? 多分そんなことを言う人たちの思い違いであろう。かわいそうな子供は眠れない。おかしなことだ! そうして彼の門番は多分上々の健康を享楽しているだろう。おかしなことだ!
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by bashkirtseff | 2011-08-11 13:57 | 1884(25歳)
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