1883.12.29(Sat)

 おお、哀れ! 何という暗い、わびしい、絶望の幾日が続くことだろう。あの口さがない悪口、それを言わせたり、信じさせたり、作らせたりするのである。……
 しかし私は何一つ不徳なことをばしなかった! それに考えると!!
 ああ! 私の友人たちよ、すべての物が消えても良いが、せめて外容だけは保存してもらいたい!
 要するに、そうした最低にみじめさが、私をいわうようなき不幸にしている。
 つまらないことを話しても正しい場合はある。けれども間違った点は甚だしい。
 苦い、軽蔑すべき、些細なことで、私に覚えのないこと、それを今では直すことも出来ない。おお、哀れ!
 わびしい、絶望的な、暗い今日この頃ではある! 皆が私のことを非難する。……
 そうして私は何もしなかった、自分に対しても、人に対しても。クレエルとヴィルヴィェイユは仕事をしている。私は書斎の隅でこれを書きながら泣いている。
 火を消されたような日もあれば、私たちが消された火のようになった日もある。私も消された明かりである。
[PR]
by bashkirtseff | 2010-12-05 12:04 | 1883(24歳)
<< 1883.12.31(Mon) 1883.12.23(Mon) >>