1883.07.17(Tue)

 いつも取り留めもなく結晶に心を疲らしている。ああ!
 そうして彫刻は? 絵の方は少しはかどる。
 おお! 才能を持ちたい!! あのみすぼらしい褒状を抹殺したい! 子供たちの絵を、聖女たちの絵を、これは黒枠にはめて、こうした題文を下に掛けて陳列するのだ。……「大いなる石を墓の門にまろばして去る。マグダラのマリアとほかのマリアと墓に向かいて座し、そこにおれり。」それからナウシカアーか、アリアアヌかの一つの彫像。下絵は出来ている。アリアアヌの方は笑われるだろう。それは私のことだと言われるかもしれない。誰に捨てられたアリアアヌだというのか? ではナウシカアーは? 私は2人とも好きだ。
 3点。2つの絵と1つの彫像。私はそれを強く望んでいるからもっとも嫌悪すべき災厄を恐れている。
 恋愛に全然ふけっているわけにはいかない。恋愛は付属物であり、建築の頂冠であり、愛好すべき冗物である。──それでは、また。
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by bashkirtseff | 2010-08-11 18:32 | 1883(24歳)
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