1883.04.29(Sun)

 明日は le vernissage〔サロンの初日〕。私の絵はシメエズには入らない。そうして私の服装は醜い。。そうして……
 さて、愚かしい無価値なことである! 実際はこうである。私は6人の子どもが往来の片隅に、街灯のそばに立っているところを等身大に描かねばならぬ。ロシアの旅行のためにそれは1カ月妨げられるであろう。が、それでも旅行から帰ってきて仕上げが出来るであろう。それは多分10月までかかるであろう。10月に私はゼリュザレムへ行って、そこに滞在するであろう。もしそこで絵が描けるなら、私は3、4カ月滞在するであろう。もし描けなかったら、そこには1カ月滞在して、11月か12月に習作を持って帰り、再び南の方へ出掛けて、外気の中で人物を描いて、私の持ち帰った風景をそれに利用しようと思う。そうして1月にはパリへ戻って室内の仕事にかかろうと思う。それは等身大よりも小さいもので、モンドオルから思い付いた唱歌を歌う子どもである。
 私は同時に彫像の方へも進んで、パリにいる間仕事をすることが出来るだろうと思う。すなわち7月、8月、9月、及び1月、2月、3月である。けれどももし私が神聖な婦人たちを描いたならば、唱歌を歌う子どもの方は出来るだろうとは思われない。またそうでなかったら反対である。

 皆が私は自分というものを浪費し、自分の力を消耗して、つまらないことのために精神を疲らしてしまうのは非常に惜しいことだと言うかも知れない。それは実際である。丈夫になるということは私の責任である。けれども私には出来ない!
 しかしまあ、見ていましょう!
 それは試みてみなければならぬ。私は自分の力を集中してみたい。
[PR]
by bashkirtseff | 2010-07-07 08:04 | 1883(24歳)
<< 1883.04.30(Mon) 1883.04.28(Sat)... >>