1883.04.15(Sun)

 私の病気が私を衰弱状態に陥れて、私は無感覚のようになった。ジュリアンから手紙が来て、絵はまだ掛からないということと、トニー・R・Fはまだ私のために多分シメエズ(担式)を約束するわけにはいかないということと、しかしまだ掛かっていないことであるから出来るだけのことはしてくれるだろうということを知らせてきた。それからトニー・R・Fは1つの小さい報酬を、寄せ合わせた絵(多分)とパステルをしきりに(多分)望んでいるということを知らせてきた。こんなことは2月前までは私は何にも期待していなかった。そうして私はそれに少しも煩わされなかったのかのごとくしている。あの褒状のことは私を気絶させたそうであったが今では「きっとそうだろう、まず間違いはあるまい」と言われて、今までは決してそれを信じなかったのごとくに驚いている。また同時に私は気絶するようなことはあるまいという風に思われる。人生は論理的で、私たちに来たるべき事件の用意をさせる。これは私の惜しむところである。私は落雷が好きだ。気を付けなさいとも言われないで天下って私を幸福の海の中へたたき込む賞牌が好きである。そうだ、それは私を今では平静にさせてくれる。そうして私の気を遠くさせてしまう。例えば……
 さてあなたは自分でそれを期待していながらそれを信じなかったのですか?
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by bashkirtseff | 2010-07-02 08:10 | 1883(24歳)
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