1882.11.06(Mon)

 全く疑いもなく彼らは理解することが出来ないのである。……パリ、優美、有名! 実に、何が善であるか? 役者は有名であり、画家は名前だけ知られている。その名前については、唯一の有名な名前はラファエルである。次にロシアの拙劣な画家たちの石版画がある。この画家たちの才能はその性格と同じように本物でないごまかしの空虚なものである。優美と言えば、彼らは「パリの流行風」と呼ばれているカアルコフの仕立屋の優美を信じているのみである。それでは私たちの服装はどうかと言うに、それは「過度」で「極端」で、そうしてパリから来たのではあるけれども、着付けがまずいと言うのである。
 それで私はどうしたらばここに両手を組みながら苦しんでいる心を人に理解してもらえるだろう?
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by bashkirtseff | 2010-06-02 07:53 | 1882(23歳)
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