1882.08.23(Wed)

 私は仕事をしないで外を歩いてきた。そうです、マドモアゼルは芸術的の散歩をして観察します。私は孤児院を、朝と午後2度訪問した。
 婦人監督者は私の知り合いである。子どもたちは私がボンボンをたくさん持って行ったために、2度目の時は私の周りにたかって、愛すべき小さい動物の群れのごとく私の着物に絡み付いた。忠実な無邪気な、しかし空虚な目をしてみんな小さいよろよろする足で私の後に付いてくる。それから皆座らされた。皆が余念なく遊んでいると、その中の一番利口な子どもが私に話をして聞かした。絶えずその効果を見ようとして私の方を眺めながら。
 私は帰ってくるとすぐ下絵を描いた。Sinite parvulos venire ad me.〔小さき者われと共に来たる。〕イエスと子供ら。ああ! 私に才能があったら!
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by bashkirtseff | 2010-05-19 17:51 | 1882(23歳)
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