1882.01.04(Wed)

 ジュリアンは今夜私たちがトニーを好いて、トニーも私たちが好きであることに対して、私に冷やかしを言った。夜が更けて私たちはショコラを飲んだ。ヂナは非常に愛想が良かった。……その他については、人は皆鑑賞家に対して自分の美を維持していなければならぬことを私は理解した。
 私はいつも芸術家に対して特別の注意を持って服装を選ぶ。いつも別々の注意をはらって。──長い上衣を着たり、垂れた毛織物を着たりして。社交界に出ると、私の体は十分にすらりとしているとは言われないだろうし、着物も十分時好に合ったとは言われない。だから私のかわいらしい空想は、社交界に対してはあまりに法外に失するので、美術の大家に対してのみ役立つであろう。……私はいつも卓越した人たちだけで客間を満たしたいと思っている。……
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by bashkirtseff | 2010-03-29 07:46 | 1882(23歳)
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