1881.09.18(Sun)

 私は麻と白い毛織りの短い上着の、縁の取ってない、しかし気の利いたのを持っている。それから非常に美しいきれの靴を持っている。それから白い帽子を──幸福な女にふさわしい若々しい帽子を。これだけで非常に著しい1つのアンサンブルを形作る。
 しかし私の心持ちから言うとこれは全く気違いじみている。母様と叔母は活気もなければ、快活でもない。実際立派な海岸旅行の反対である。
 けれども私は自分だけがパリに居残って、閉じこもってはいられない。なぜと言うに、私は最高の社会を除いてはどの社交界にも決して入りたくないから。そうして要するにアトリエの沈黙と孤独とが最大の楽しみであるから。
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by bashkirtseff | 2009-11-06 07:44 | 1881(22歳)
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