1881.08.13(Sat)

 さて、私は2時間かあるいはそれ以内仕事をしています。そう言ったらあなたにはお分かりでしょう! 誰に分かるでしょう? それは非常に良くなったかも知れない。それで私は決心して、すぐ自分に言った。それは気取ってばかりいて、何にも表現してない、と。実際私は私のモデルが皆嫌いである。そのとき私は選挙のすぐ後でその絵が並木町にさらされてあるのを見た。それは非常に非女性的な画題である。けれども誰に分かるでしょう? もし私がそれを固執したならあるいは……。そこにはあるいはがある。それが私をきちがいにしてしまう。ジュリアンの意見は……、しかしジュリアンは今年ジラアルについて間違った。彼は良い予言をした。そうしてそれは恐ろしい結果になった。
 私は運命に任せよう。けれどももし運命が私と同じことを言わなかったら、……そうしたら私は何と言うだろう?
 私は断言するが、それは1つの不運である。その絵にはどうしてもアレクシスが必要である。しかるに彼はいつ帰ってくるか分からない。それにもう18日しかない!
 それであなたは気が狂ったと言うのでしょう。──しかし、否、私にはまだ余裕がある!
 そうだ、運命だ。……今私は気まぐれにこの日記を開けて、気まぐれに私の指をその上に置いてみる。もし私の指の落ちた行の字数が偶数であったら、私のこの絵を思い切ろう。……
 うまく、偶数だった。──しかし……あなたは私の右の肺が悪いことを忘れてはいらっしゃらないでしょうね! それで医者たちまで、そうは私に言わないけれども、もし左の肺も同様に悪くなっていることを聞いたなら、あなたはきっと喜ぶでしょう。私はキエフの遺骨の墓穴で初めてそれを感じた。それは穴の中が湿っていたため、一時的に傷むのだろうと思った。そのとき以来それは毎日繰り返される。今夜のごときはほとんど息が苦しいほど傷んでいる。それは鎖骨と胸の間が傷むのである。ちょうど医者たちが彼らの小さい打診をする個所に。
 それで絵はどうなるだろう?
[PR]
by bashkirtseff | 2009-10-28 07:55 | 1881(22歳)
<< 1881.08.14(Sun) 1881.08.12(Fri) >>