1881.02.18(Fri)

 苦悩! 絵はどれもごちゃごちゃになっている。半数もまだ批評が済まないで、大きな感動。ジュリアンは立ち上がって何かしら説明をしだした。私はほかのことを考えながら、戸口に寄っ掛かって、あくびをしていた。それは明らかにこういうことを意味した。ああ! 何もかも何といううるさいことだろう! ……ジュリアンは怒って振り向いて、私に向かって面白くなかったら帰りなさいと言った。私は返事を見いださなかった。わざとあくびをしたのでなかったから。また不作法であることを少しも望まなかったから。
 その有名な画家は最近2日間私の仕事を見てもくれないで通り過ぎてしまった。それが私をアトリエの中で甚だ気まずい地位に置いた。これが私の倦怠である!
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by bashkirtseff | 2009-02-17 14:10 | 1881(22歳)
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