1879.10.11(Sat)

 今週の中ごろ私は描きかけの首をやめてしまった。それで、ロベール・フルリは大きいアトリエから小さいアトリエの方へ入って来た時に、私は時計の後ろに隠れた。けれども彼は私を見て、友情のあるしかり方をした。そうして私が答えていると、彼は行ってしまった。私の方を振り向いてかぶりを振りながら。それで彼は前の方を見なかったので戸口に鼻を突き当てた。そうして私は笑いだした。そんなわけで彼は私の胴を直す時も非常に冷淡で、褒めるような言葉はひとつも言わなかった。この次には私はもう少し成功するかも知れない。今は哀れにかき乱されていらいらしているのみである。もしジュリアンが構図の点で少しでも私を慰めてくれなかったならば、私は絶望して床の上に倒れたかも知れなかった。毎週土曜日になると私はひどく感情を刺激される! ……もし教師たちが私の苦痛を察したならば、何にも言わないくらいな親切は持ってくれたであろう。
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by bashkirtseff | 2008-12-24 09:48 | 1879(20歳)
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