1879.08.16(Sat)

 私たちは笑ってばかりいる、私は非常に退屈でたまらないけれども。しかし笑うのは私の持ち前である。
 私の笑いは私の気分と何らの交渉も持たない。
 以前は温泉場に行くと、私はいつも通行人を眺めているのが面白かった。今ではそんなことに全く興味を持たなくなってしまった。私の周囲にいるのが、人であろうと犬であろうと差別はなくなった。私は1人きりで楽器を弾いたり絵を描いたりしている時が1番楽しい。私は自分の生活が今の状態から全く違ったものになるように期待していた。けれども私の希望通りにならないので、私はどんなことが生じてこようと意に介しない。
 私がいつも不幸であったことは拒まれない事実である。
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by bashkirtseff | 2008-12-22 10:26 | 1879(20歳)
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