1879.03.04(Tue)

 マダム、G…を訪ねて、一緒に出掛けた。道々彼女は2、3の訪問を払ったが、その間私は馬車の中で新聞を読んでいた。
 彼女の家で私たちは伯爵夫人ミュラとその息子の嫁に会った! ああ! ムッシュ・G…はとうとう同意を得た。私たちは公爵の去ることを熱心に話して、彼のさらさるべき危険を嘆き、彼の精力を喜んだ。彼は誰の忠告をも求めなかった!
 もし善良なるズールー人がナポレオンを食ってしまったならば、こんな失望はなくて済んだであろう。彼が死ねば、彼の徒党は消滅して、負担もなくなり、人はあのたちの悪い共和制の方へ向き直ってしまうであろう。共和制は要するに帝制の妹であるから。
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by bashkirtseff | 2008-12-12 09:09 | 1879(20歳)
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